フェイシャルサロン アールの「鎖骨下リンパマッサージ」について、よくあるご質問をまとめました。
- Q.1 リンパとは?
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心臓が拍動すると、一回で動脈を通り、全身に流れます。
そこで血液は心臓に戻るために静脈が働きます。
その時一緒に白血球の死骸を含む老廃物は、主にリンパ管を通って心臓に戻ります。その老廃物を運ぶリンパ管やその中を流れるリンパ液やリンパの集まる個所を総称としてリンパと呼んでいます。
- Q.2 リンパが詰まるってどういうふうに?
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リンパ管は免疫と深く結びつき、複雑な構造で細菌を食い止める働きをしています。
しかしその複雑な構造のために老廃物でふさがりやすくなっています。
これを私たちはリンパが詰まる、と表現しています。何が詰まっているかというと、老廃物で不要なものです。
余分な水分や毒素など老廃物が排出されず蓄積し、それが人の身体に大事な流れを妨げています。 - Q.3 身体のどこにリンパがあるの?
リンパは数多く身体にありますが、主に首・鎖骨・腋窩・腹部・鼠径部等に点在しています。
数は小さいもので大体800個程度です。- Q.4 リンパが詰まるとどんな影響がある?
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リンパが詰まると身体にむくみが発生します。
鎖骨下のリンパが詰まれば、むくみ、肌トラブルや老化、肩こり等、首のリンパが詰まればむくみ、肩こりのほか2重アゴになりやすくなります。
私たちの行うリンパマッサージは全身に影響を及ぼす箇所でもある鎖骨下です。
鎖骨下リンパは全身を流れるリンパ液のほとんどがここで鎖骨下静脈と合流して心臓に戻るので、体内のリンパ節のうちでもっとも重要です。 - Q.5 プロのリンパマッサージのほうが良い?
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力加減を間違えればリンパに傷がつきます。
看護師などのプロフェッショナルがリンパの要所に触れると、その人のリンパの詰まり具合が良くわかります。
その詰まりを、リンパ管を傷つけないように、優しく流します。老廃物と脂肪とリンパが固まってしまっている場合は、痛みが生じないように、強く流す必要があります。
このリンパの固まりは分かりにくく、力加減などとても難しいです。
まずはプロフェッショナルである私たちに、流れを作ることをお任せ頂きたく思います。 - Q.6 リンパマッサージは痛い?
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痛みが生じる、それはリンパが流れようとしている場合が多いです。
リンパを流し始めると、最初は柔らかく盛り上がっているだけの場所から、硬い固まりが浮き上がってきます。同じ力加減で、手で円を書くように、皮膚の少し下をやさしく押していきます。
この頃から、少し痛みを感じる方もいらっしゃいますので、声かけしながらマッサージさせて頂くことになります。しかし、その痛い状態も長く続くわけではなく、リンパの詰まりが解消すると、嘘のように痛みが無くなります。
続けていけば、痛みを感じることもだんだん無くなり、肌の状態がとても良くなることを実感すると思います。痛みやだるさ、むくみは身体から発するサインです。
流れが止まり、悪くなる前に、身体から出ているサインを見逃さないでくださいね。